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この記事でわかること
- サーキュレーターの電気代の計算方法(消費電力 × 時間 × 電力単価)
- DCモーターなら1日つけっぱなしでも「十数円」が目安になる理由
- 消費電力17WのWOOZOOなど、機種別の電気代の目安
- DCモーターとACモーターで電気代がどれくらい変わるか
- エアコン併用・弱風運転など、電気代を抑える使い方のコツ
サーキュレーターを一日中つけっぱなしにしたいけれど、「電気代が高くつくのでは?」と心配で、こまめに消してしまう。そんな方は少なくありません。部屋の空気を回すサーキュレーターは、真夏はもちろん、梅雨の部屋干しや冬の暖房補助まで長時間動かす家電なので、電気代は気になるところです。
結論から言うと、DCモーターのサーキュレーターなら、1日中つけっぱなしにしても電気代は十数円程度が目安で、想像より安く済みます。この記事では、サーキュレーターの電気代を消費電力から具体的に試算し、機種別の目安、DCとACの違い、そして電気代をさらに抑える使い方まで整理します。
まず結論:DCサーキュレーターなら1日つけっぱなしでも十数円が目安
サーキュレーターの電気代は、「消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力単価(円/kWh)」で計算できます。DCモーターのモデルは消費電力が小さく、たとえば消費電力17Wのモデルを電力単価31円/kWh(家電公取協の目安単価)で24時間動かしても、1日あたり約13円、1ヶ月で約380円前後が目安です。エアコン(数十円〜/時)と比べると、桁違いに小さい負担です。
他の家電と並べると、位置がはっきりします
「十数円」と言われても、高いのか安いのか判断がつきません。同じ1時間で、他の家電がいくらかかっているかと並べてみます。

サーキュレーターは、家の中でいちばん安い部類に入ります。電気毛布の半分、こたつの弱の5分の1です。24時間つけっぱなしにしても、エアコンを40分つけるのと同じくらいに収まります。
つまり、つけっぱなしをためらう理由は、電気代の側にはほとんどありません。気になるとすれば、運転音か、機械の寿命のほうです。
数値はいずれも当サイトの各記事で使っている消費電力から、1kWhあたり31円(家電公取協の目安単価)で計算したものです。実際は機種と設定で変わります。
電気代の計算方法
消費電力17Wのサーキュレーターを例に計算してみます。
- 17W = 0.017kW
- 0.017kW × 24時間 = 0.408kWh(1日の使用電力量)
- 0.408kWh × 31円 = 約12.6円(1日)
- 約12.6円 × 30日 = 約380円(1ヶ月)
電力単価は契約や地域で変わり、ここでは目安として1kWhあたり31円で計算しています。実際の消費電力は風量によって変わるため、強風で使う時間が長いと上記より高くなります。それでも、弱〜中風で使えば月数百円の範囲に収まるのが一般的です。
機種別の電気代の目安
当サイトでレビューしているDCモデルの消費電力から、電気代の目安を比べてみます(1kWhあたり31円・24時間運転で試算。実際は風量で変動します)。
| モデル | 消費電力(目安) | 電気代の目安(1日/1ヶ月) |
|---|---|---|
| WOOZOO PCF-BD15BTEC-W(DC) | 約17W | 約13円 / 約380円 |
| 山善 YLR-YD30E(DC扇風機) | 約15W | 約11円 / 約335円 |
| ACモーターの一般的なモデル | 30〜40W前後になることも | DCのおおむね2倍前後が目安 |
いずれも、24時間つけっぱなしでも月数百円の範囲です。長時間使うほど、消費電力の小さいDCモーターの差が積み上がります。
省エネで選ぶなら:WOOZOO PCF-BD15BTEC-W
20畳対応 / DCモーター / 消費電力17W / 全分解可 / リモコン付き
1日つけっぱなしでも電気代は約13円が目安。長時間運転に向く
31円という単価は、自分に当てはまりますか
ここまでの計算は、すべて1kWhあたり31円で出しています。これは家電公取協が示している目安の単価で、実際にいくら払っているかは契約によって違います。
自分の単価は、検針票か電力会社のサイトで確かめられます。
- いちばん粗いやり方:請求額を、その月の使用量(kWh)で割ります。基本料金や再エネ賦課金も含まれるので少し高めに出ますが、実感には近い数字になります
- もう少し正確に:検針票の「電力量料金」の欄を見ます。多くの家庭向けプランは使用量で単価が3段階に分かれていて、使うほど1kWhあたりが上がります
- 時間帯で変わるプラン:夜間が安いプランなら、夜に長く回すサーキュレーターはさらに安くなります
たとえば単価が40円なら、17Wを24時間で約16円(31円なら約13円)。1か月では約490円です。単価が3割上がっても、増えるのは月100円ほどということになります。
エアコンと一緒に使うと、合計はどうなりますか
サーキュレーターを足すと、そのぶん電気代は増えます。ただし、エアコン側が下がる可能性があります。
資源エネルギー庁は、エアコンの設定温度を1℃変えたときの目安として、冷房で約13パーセント、暖房で約10パーセントの消費電力の差を挙げています(出典は省エネルギーセンターの調査報告)。
空気が動くと体感が変わるので、設定温度を1℃戻せることがあります。仮にエアコンの電気代が月3,000円なら、その13パーセントは約390円。サーキュレーターの月380円と、ほぼ同じ額です。
| 項目 | 1か月の目安 |
|---|---|
| サーキュレーターを足す(17W・24時間) | およそ380円ふえる |
| エアコンの設定を1℃戻せた場合(月3,000円の13パーセント) | およそ390円ぶん軽くなる |
つまり、設定温度を1℃戻せるかどうかが分かれ目です。戻せれば実質ゼロに近く、戻せなければ月380円ぶん増えます。部屋の形や風の通り方で変わるので、まずは弱風で試して、設定を戻せるかを見てください。
エアコンの月3,000円は説明のために置いた数字です。実際の額はお使いの機種と使い方で変わります。
DCモーターとACモーターで電気代はどれくらい違う?
サーキュレーターのモーターには、DCモーターとACモーターの2種類があります。電気代の差が出るのは、主に弱風で長時間使うときです。
- DCモーター:弱風での消費電力が小さく、つけっぱなしに向く。価格はやや高め
- ACモーター:本体価格は安め。弱風でも消費電力が下がりにくく、長時間使うと電気代が積み上がりやすい
「毎日長時間つけっぱなしにする」使い方ほど、DCモーターの省エネが効いて、価格差を電気代で回収しやすくなります。逆に、使う時間が短い方はACモーターの廉価モデルでも十分な場合があります。モーターの選び方はサーキュレーターの選び方ガイドでもくわしく整理しています。
電気代を抑える使い方のコツ
- 弱〜中風を基本にする:消費電力は風量に比例して増えます。空気を回すだけなら弱〜中風で十分な場面が多いです
- エアコンと併用する:冷気を部屋全体に回すことで、エアコンの設定温度を下げすぎずに済み、トータルの電気代を抑えられます
- 切タイマーを使う:就寝時などは切タイマーで、必要な時間だけ動かします
- ホコリをためない:羽根が汚れると風量が落ち、同じ効果を得るのに強い風量が必要になります。分解して洗えるモデルなら清潔さと効率を保ちやすいです
サーキュレーターと扇風機で電気代や使い方を迷う方は、サーキュレーターと扇風機の違いもあわせてご覧ください。
よくある質問
つけっぱなしで、本体は傷みませんか
電気代より、こちらを気にするほうが実際的です。モーターは動かし続けるより、入切を繰り返すほうが負担がかかる面もあります。ただしホコリがたまったまま回し続けるのは、どの機種でも寿命を縮めます。長く回す前提なら、手入れができる機種を選んでおくと違いが出ます。手順はサーキュレーターの掃除にまとめました。
弱と強で、電気代はどのくらい違いますか
DCモーターの機種は、風量を下げると消費電力もはっきり下がります。17Wは弱のときの目安で、最大にすると機種によっては3倍近くになることもあります。「つけっぱなしでも安い」は、弱から中で使う前提の話だと考えてください。
タイマーで切ったほうが安くなりますか
切っているあいだは当然かかりません。ただし1時間0.5円なので、8時間切って節約できるのは4円ほどです。空気が動かないことで部屋の温度ムラが戻り、エアコンの負担が増えるなら、そちらのほうが大きくなります。
サーキュレーターとエアコン、電気代はどちらが高い?
エアコンのほうが桁違いに高くなります。サーキュレーターは単体でも月数百円の範囲ですが、冷房効率を上げる補助として使うことで、エアコンの電気代を抑える働きが期待できます。
1ヶ月つけっぱなしにすると電気代はいくら?
消費電力17WのDCモデルを24時間×30日で試算すると、約380円前後が目安です(電力単価31円/kWhの場合)。風量や契約単価によって変わります。
電気代が心配なら、どのモデルを選べばいい?
長時間つけっぱなしにするなら、弱風の消費電力が小さいDCモーターのモデルがおすすめです。消費電力17WのWOOZOO PCF-BD15BTEC-Wなどが目安になります。
まとめ:DCサーキュレーターなら電気代の負担が小さい
サーキュレーターの電気代は、DCモーターなら1日つけっぱなしでも十数円、1ヶ月で数百円が目安で、想像より安く済みます。エアコンと併用すれば、冷房効率を上げてトータルの電気代を抑える働きも期待できます。
長時間使っても電気代を抑えたいなら、消費電力の小さいDCモーターのモデルを選ぶのが失敗の少ない選択です。くわしい選び方はサーキュレーターの選び方ガイドを、一人暮らしの夏の家電選び全体は一人暮らしの夏を乗り切る家電ガイドもあわせてご覧ください。価格や在庫は時期によって変わるため、購入前に各販売ページで最新条件をご確認ください。
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