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押し入れや納戸を開けたとき、そこに何が入っているか思い浮かびますか。
扇風機。除湿機。こたつの天板とやぐら。ヒーター。1年のうち大半をしまわれたまま過ごしている家電が、たいてい何台か眠っています。
季節家電は、使う期間が決まっています。扇風機なら夏の3〜4か月。こたつなら冬の4〜5か月。残りの8か月前後は、ただ場所を取っているだけです。
そう考えると、もうひとつの選び方が見えてきます。使う季節だけ借りて、終わったら返すという方法です。
この記事では、季節家電を買う場合と借りる場合を、費用だけでなく保管場所や処分の手間まで含めて比べます。夏の家電と冬の家電の両方を扱うので、どの季節に読んでも判断できるようにしました。
先に結論:判断の軸は2つだけ
| あなたの状況 | 向いている選択 |
|---|---|
| 3年以上使う見込みがある | 買う |
| 納戸や物置がある、収納に余裕がある | 買う |
| 1〜2年で引っ越す予定 | 借りる |
| 押し入れしかなく、しまう場所に余裕がない | 借りる |
| 今シーズンだけしのぎたい | 借りる |
「何年使うか」と「しまう場所があるか」。この2つで、ほぼ決まります。
季節家電は、しまわれている時間のほうが長い
まず、それぞれの家電が1年のうち何か月使われるかを整理します。
| 家電 | 使う時期 | しまっている期間 |
|---|---|---|
| 扇風機 | 6〜9月(約4か月) | 約8か月 |
| 窓用エアコン | 6〜9月(約4か月) | 約8か月 |
| こたつ | 11〜3月(約5か月) | 約7か月 |
| 石油ファンヒーター・オイルヒーター | 11〜3月(約5か月) | 約7か月 |
| 加湿器 | 12〜3月(約4か月) | 約8か月 |
| サーキュレーター | 通年 | ほぼなし |
| 除湿機 | 梅雨+部屋干しの時期 | 使い方による |
通年で使えるものは、買ったほうがいい
この表で注目したいのがサーキュレーターです。
サーキュレーターは夏だけの家電ではありません。冬は暖かい空気が天井にたまるので、それを循環させるのに使えます。梅雨や冬の部屋干しでは、洗濯物に風を当てて乾かすのにも役立ちます。1年を通して出番があるので、買って置いておく価値があります。
選び方についてはサーキュレーターの選び方とおすすめにまとめています。
除湿機も似ています。梅雨のイメージが強いですが、方式によっては冬に強いタイプもあり、部屋干しに使うなら通年で出番があります。
つまり「季節家電だから借りる」と決めつけないほうがいいということです。使う期間が長いものは、買ったほうが結局は得になります。
買う場合、値段以外に3つの負担がある
本体価格だけで判断すると見落とすものがあります。
1. しまう場所
これがいちばん大きい負担です。季節家電はどれも、それなりの大きさがあります。
- こたつは天板・やぐら・布団の3点で、押し入れの一段を丸ごと使います
- 窓用エアコンは幅40cm前後で20kgを超えるものもあります
- 扇風機は分解しても羽根とポールで場所を取ります
- 除湿機・加湿器は水を扱うので、しまう前に乾かす必要があります
ワンルームや1Kでは、この保管場所が現実的な問題になります。収納の3分の1が、年に4か月しか使わない家電で埋まるということが起こります。
逆に納戸や物置、床下収納、屋根裏収納がある家なら、この負担はかなり小さくなります。季節家電をまとめて置いておける場所が独立してあるかどうかで、判断は変わります。
戸建てや収納の多い間取りに住んでいるなら、保管の問題を理由にレンタルを選ぶ必要はありません。この記事で借りる価値が高いと書いているのは、あくまで「しまう場所に余裕がない場合」です。
2. しまう前の手入れ
そのまま押し入れに入れると、次のシーズンに困ります。
扇風機は羽根とカバーのほこりを落としてから。除湿機と加湿器はタンクと内部を乾かしてから。こたつ布団はクリーニングか天日干しをしてから。この作業を毎年やることになります。
3. 手放すときの費用
買い替えや引っ越しのとき、古いほうを処分する必要が出ます。
扇風機やこたつは自治体の粗大ごみで出せることが多いですが、エアコン(窓用を含む)は家電リサイクル法の対象で、粗大ごみには出せません。リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
買う場合の総額は、本体価格+保管スペース+毎年の手入れ+処分費用で考える必要があります。
借りる場合はどうなるか
家電レンタルを使うと、必要な期間だけ借りて、終わったら返せます。
基本的な仕組み
たとえば「かして!どっとこむ」の場合は次のようになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レンタル期間 | 30日/90日/半年/1年/2年から選ぶ |
| 最低期間 | 30日から |
| 商品の状態 | 新品と中古を選べる |
| 配送 | 全国対応・送料無料 |
| 返却 | 回収まで対応 |
返すときに回収してもらえるので、保管も処分も考えなくて済みます。季節が終わったら手元から消える、というのがレンタルのいちばんの価値です。
季節家電はひととおりそろっている
夏物も冬物も扱いがあります。
| 季節 | 借りられるもの |
|---|---|
| 夏 | ウインドエアコン(冷房専用)、エアコン、扇風機、サーキュレーター、衣類乾燥除湿機 |
| 冬 | こたつセット、石油ファンヒーター、オイルヒーター、ホットカーペット |
| 通年 | 加湿空気清浄機、冷蔵庫・洗濯機などの生活家電 |
短い期間ほど、単価は高くなる
公平のために書いておくと、レンタルは1か月あたりで見れば購入より割高です。配送も回収もサービス側が負担するので、当然といえば当然です。
だから「毎年冬にこたつを借りる」を10年続けると、買ったほうが安くなります。レンタルが有利なのは、使う期間や年数が限られている場合だけです。
かして!どっとこむ(家電・家具レンタル)
30日から借りられる / 新品と中古が選べる / 全国送料無料 / 返却時は回収まで対応
※料金・取扱商品は時期により変わります。最新の条件は公式ページでご確認ください。
夏の家電で考える
夏に使う家電は、6月から9月の約4か月が本番です。
窓用エアコンは、借りる価値がいちばん高い
季節家電のなかで、レンタルとの相性が最も良いのが窓用エアコンです。理由は3つあります。
- 本体が大きく重い。保管場所の問題が最も深刻です
- 処分に費用がかかる。家電リサイクル法の対象で粗大ごみに出せません
- 賃貸で使われることが多い。引っ越しで持っていけるとは限りません
詳しくは窓用エアコンは買うより借りたほうが安い?で、費用の比べ方をまとめています。
扇風機は、買っても負担が小さい
一方で扇風機は、本体価格が数千円から手に入り、処分も自治体の粗大ごみで済むことが多いです。借りる手続きをするより、買ってしまったほうが早いという判断になりやすい家電です。
ただし、収納がまったくない場合は話が別です。分解しても羽根とポールで場所を取るので、しまう場所がなければレンタルも選択肢になります。
冬の家電で考える
冬物は11月から3月が本番です。9月から10月にかけて手配しておくと、必要な時期に間に合います。
こたつは保管がいちばん大変
こたつは、天板・やぐら・布団の3点セットです。使わない時期は、この3つを全部しまうことになります。
とくに布団がかさばります。圧縮袋に入れても押し入れの一段は使いますし、しまう前に洗うか干すかの手入れも要ります。
1シーズンだけ試したい、という場合はレンタルが向きます。こたつは好みが分かれる家具でもあるので、買う前に1年使ってみるという使い方もできます。
暖房器具は本体の種類で判断が変わる
| 種類 | 保管のしやすさ | 向いている選択 |
|---|---|---|
| オイルヒーター | 大きく重い | 収納がないなら借りる |
| 石油ファンヒーター | 灯油を抜く手間がある | 毎年使うなら買う |
| ホットカーペット | 丸めればコンパクト | 買うほうが手軽 |
石油ファンヒーターは、シーズン終わりに灯油を使い切るか抜く作業が必要です。この手間を毎年やりたくない場合、返却できるレンタルは合理的な選択になります。
借りるほうが向いている人
- 賃貸で、数年以内に引っ越す可能性がある。持っていけるとは限りません
- 押し入れしかなく、収納が少ない。ワンルームや1Kでは切実な問題です
- 今シーズンだけしのぎたい。来年のことは来年考えたい場合
- 買う前に試したい。こたつのように好みが分かれるものに向きます
- 手入れや処分の手間をかけたくない。返却すれば終わります
- 急に必要になった。壊れたときのつなぎとしても使えます
買うほうが向いている人
- 3年以上使う見込みがある。総額では購入が安くなります
- 納戸や物置がある。まとめて置ける場所があるなら、保管は問題になりません
- 通年で使うもの。サーキュレーターや除湿機は出番が多く、買う価値があります
- 機種を自分で選びたい。レンタルは選べる商品が限られます
- 静音性や省エネにこだわる。最新モデルの機能が欲しい場合
寝室で使う静かなモデルを探しているなら、静かなサーキュレーター・扇風機の選び方も参考にしてください。
借りるときに確認したいこと
季節の直前は品切れることがある
季節家電のレンタルは、需要が特定の時期に集中します。こたつやヒーターは11月に入ると動きが早くなり、窓用エアコンは6月から7月に集中します。
使いたい月の1か月前には手配しておくと、選択肢が残っている状態で選べます。
最低レンタル期間を確認する
多くのサービスで最低期間が決まっています。「かして!どっとこむ」の場合は30日からです。1週間だけ、という使い方はできないことが多いので、必要な期間を先に決めておきます。
新品か中古か
中古を選ぶと料金を抑えられます。1シーズンだけなら中古で十分なことが多く、長期で借りるなら新品を選ぶ、という使い分けが基本です。
延長したくなったときの扱い
「まだ寒い」「まだ暑い」ということは起こります。延長できるか、その場合の料金はどうなるかを、申し込む前に確認しておくと安心です。
よくある質問
レンタルの家電は古くて汚くないですか
新品と中古を選べます。中古の場合もクリーニングと動作確認を経て提供されるのが一般的です。気になるなら新品を選べます。
使っている途中で壊れたら
通常の使用による故障なら、交換や修理の対応があるサービスが多いです。自分で修理費を負担する購入との違いはここにあります。条件はサービスごとに違うので、申し込み前に確認してください。
結局、買ったほうが安いのでは
長く使うならそのとおりです。3年以上使う見込みがあるなら、購入のほうが総額は安くなります。
レンタルが有利なのは、使う年数が限られている場合か、保管場所の問題が大きい場合です。「何年使うか」を先に決めると答えが出ます。
夏物と冬物を両方借りることはできますか
できます。夏はウインドエアコンや扇風機、冬はこたつやヒーターというように、季節ごとに借りて返す使い方も可能です。
ただし、それを毎年続けると総額では購入を上回ります。数年で引っ越す予定がある期間だけ、といった使い方が現実的です。
どのタイミングで申し込めばいいですか
使いたい月の1か月前が目安です。夏物なら5月、冬物なら10月ごろに動いておくと、選択肢が多い状態で選べます。
まとめ:しまう場所があるかどうかで決まる
季節家電は、使っている時間より、しまわれている時間のほうが長い家電です。だから判断も、使うときのことだけでなく使わない8か月をどうするかで変わります。
判断の順番はこうです。
- 通年で使うものか。サーキュレーターや除湿機なら、買ったほうが得です
- 何年使う見込みか。3年以上なら買う、1〜2年なら借りるを検討します
- しまう場所があるか。納戸や物置があるなら買う、押し入れしかないなら借りるが現実的です
- 手入れと処分の手間をどう見るか。面倒に感じるならレンタルの価値が上がります
本体価格だけを比べると、買うほうが安く見えます。ただし実際には、保管スペースと毎年の手入れ、そして処分費用が後からついてきます。総額と手間で比べると、短期利用ならレンタルが有利になる場面は少なくありません。
押し入れや納戸を開けて、そこに何年ぶんの季節家電が眠っているかを数えてみてください。そこが判断の出発点になります。
かして!どっとこむ(家電・家具レンタル)
夏はウインドエアコン・扇風機・除湿機、冬はこたつ・ヒーターまで取り扱い
※記事内の情報は2026年8月時点の公式サイトの記載に基づいています。最新の条件は公式ページでご確認ください。
