窓用エアコンは買うより借りたほうが安い?1シーズンだけ使う人の判断

家電

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窓用エアコンを検討していると、あることに気づきます。

この機械、1年のうち何か月使うのだろう。

本格的に必要なのは6月から9月くらいまで。長く見ても4か月です。残りの8か月は、部屋のどこかに置いておくことになります。窓用エアコンは幅も奥行きもあり、重さも20kgを超えるものが珍しくありません。

そう考えると、もうひとつの選択肢が出てきます。買わずに、必要な期間だけ借りるという方法です。

この記事では、窓用エアコンを買う場合と借りる場合を、費用だけでなく置き場所や処分の手間まで含めて比べます。どちらが優れているかではなく、自分がどちらに当てはまるかを判断できるように整理しました。

先に結論:分かれ目は「何年使うか」

判断の軸はひとつです。

あなたの状況 向いている選択
今の部屋に長く住む。毎年使う 買う
1〜2年で引っ越す予定がある 借りる
今年の夏だけしのげればいい 借りる
オフシーズンの置き場所がない 借りる
とにかく総額を抑えたい(長期) 買う

ここから、それぞれの理由を説明します。

買う場合、本体価格だけでは終わらない

窓用エアコンの本体は、3万円台から7万円前後が中心です。ただし、実際にかかるお金は本体だけではありません。

使わない8か月をどこに置くか

これがいちばん見落とされる部分です。

窓用エアコンは本体が一体になっているぶん、それなりの大きさがあります。幅40cm前後、高さ70cm前後、重さは20kgを超えるものもあります。段ボール1箱では収まりません。

秋になって取り外したあと、これをどこに置くか。押し入れやクローゼットの一角を、1年の3分の2にわたって占領することになります。ワンルームや1Kでは、この置き場所が現実的な問題になります。

つけっぱなしにしておく手もありますが、その場合は窓が半分ふさがったままです。冬に窓を開けにくくなり、隙間から冷気も入ります。

手放すときにお金がかかる

もうひとつ、購入時には意識しにくいのが処分です。

エアコンは家電リサイクル法の対象品目で、窓用エアコンもこれに含まれます。捨てるときはリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。粗大ごみとして出すことはできません。

引っ越しのときも同じです。持っていくなら取り外して運ぶ必要があり、行き先の窓に合わなければ結局処分することになります。

つまり買う場合の総額は、本体価格+オフシーズンの置き場所+手放すときの費用で考える必要があります。

借りる場合はどうなるか

家電レンタルのサービスを使うと、必要な期間だけ借りて、終わったら返すことができます。

基本的な仕組み

たとえば「かして!どっとこむ」の場合、次のような形になっています。

項目 内容
レンタル期間 30日/90日/半年/1年/2年から選ぶ
最低期間 30日から
商品の状態 新品と中古を選べる
配送 全国対応・送料無料
扱っている冷房家電 ウインドエアコン(冷房専用)、エアコン、扇風機、サーキュレーターなど

返すときは回収してもらえるので、処分費用も、次の置き場所を考える必要もありません。ここが購入との最大の違いです。

短い期間ほど、割高にはなる

公平のために書いておくと、レンタルは1か月あたりの単価で見れば購入より高くつきます。配送も回収もサービス側が負担するので、当然といえば当然です。

だから「毎年夏に借りる」を10年続けると、買ったほうが安くなります。レンタルが有利なのは、使う期間が限られている場合だけです。

費用の比べ方:総額で考える

単純な本体価格の比較では判断を誤ります。次の式で考えるのが正確です。

選択 かかるお金
買う 本体価格 + 取り付け部材(必要なら)+ 処分費用(リサイクル料金+収集運搬料金)
借りる レンタル料金のみ(送料・回収込みのサービスが多い)

ここに、金額に出てこないものが加わります。

  • 置き場所。買えば8か月ぶんの収納スペースが必要。借りれば不要
  • 取り外しと運搬の手間。20kg超を毎年出し入れするか、しないか
  • 引っ越しのときの判断。持っていくか、処分するか

この3つを「面倒だ」と感じる人ほど、レンタルの価値が高くなります。

目安として

おおまかな判断としては、次のように考えると整理できます。

  • 3年以上使う見込みなら、買うほうが総額は安い
  • 1〜2年なら、置き場所と処分の手間を含めて考えると近い勝負になる
  • 1シーズンだけなら、借りるほうがほぼ確実に有利

正確な料金は商品と期間で変わるので、検討する際は実際のレンタル料金と、買った場合の総額を並べて比べてみてください。

借りるほうが向いている人

  • 賃貸で、数年以内に引っ越す可能性がある。持っていけるとは限りません
  • 今年の夏をしのぎたいだけ。来年のことは来年考えたい場合
  • オフシーズンの置き場所がない。ワンルームや1Kでは切実です
  • 取り外しや処分の手間をかけたくない。回収まで任せられます
  • エアコンが壊れて、修理までのつなぎが要る。短期利用に向きます
  • 初期費用を抑えたい。まとまった出費を避けられます

買うほうが向いている人

  • 今の部屋に長く住む予定。3年以上なら購入が有利です
  • 毎年必ず使う。使用頻度が高いほど購入の元が取れます
  • 収納場所に余裕がある。オフシーズンの保管が問題にならない場合
  • 機種を自分で選びたい。レンタルは選べる機種が限られます
  • 最新モデルの機能が欲しい。静音性や省エネ性能にこだわる場合

買う場合の機種選びについては、窓用エアコンの選び方とおすすめで、畳数の考え方や後悔しやすい点をまとめています。

かして!どっとこむ(家電・家具レンタル)

30日から借りられる / 新品と中古が選べる / 全国送料無料 / 返却時は回収まで対応


かして!どっとこむ 家電・家具レンタル

※料金・取扱商品は時期により変わります。最新の条件は公式ページでご確認ください。

レンタルを選ぶときに確認したいこと

借りると決めた場合、申し込む前に見ておきたい点が4つあります。

1. 最低レンタル期間

多くのサービスで最低期間が決まっています。「かして!どっとこむ」の場合は30日からです。1週間だけ借りる、といった使い方はできないことが多いので、必要な期間を先に決めておきます。

2. 新品か中古か

中古を選ぶと料金を抑えられます。短い期間だけ使うなら中古で十分なことが多いです。長期で借りるなら新品を選ぶ、という使い分けが基本になります。

3. 延長したくなったときの扱い

「夏が終わっても、まだ暑い」ということは起こります。延長できるか、その場合の料金はどうなるかを、申し込み前に確認しておくと安心です。

4. 取り付けは自分でやるのか

窓用エアコンは工事不要とはいえ、窓枠への取り付け作業は自分で行うのが基本です。20kg前後を持ち上げて固定する必要があるため、ひとりで作業できるかは事前に考えておいたほうが良いです。

窓の高さが足りない、サッシの形が特殊、といったケースでは取り付けられないこともあります。この点は購入でもレンタルでも同じなので、窓用エアコンの選び方で条件を確認してから決めてください。

よくある質問

レンタルの家電は古くて汚いのではないですか

サービスによって新品と中古を選べます。中古の場合もクリーニングと動作確認を経て提供されるのが一般的です。気になる場合は新品を選ぶこともできます。

途中で壊れたらどうなりますか

通常の使用による故障であれば、交換や修理の対応があるサービスが多いです。自分で修理費を負担する購入との違いはここにあります。ただし条件はサービスごとに違うので、申し込み前に確認してください。

窓用エアコン以外もレンタルできますか

できます。「かして!どっとこむ」の場合、エアコン、扇風機、サーキュレーター、衣類乾燥除湿機、こたつ、石油ファンヒーター、ホットカーペット、オイルヒーターなど、季節家電がひととおりそろっています。冷蔵庫や洗濯機といった生活家電もあります。

季節家電は年に数か月しか使わないものが多いので、レンタルとの相性は良いほうです。

スポットクーラーとどちらがいいですか

用途が違います。窓用エアコンは部屋全体を冷やす能力があり、スポットクーラーは局所的に冷やすものです。工事不要という点は共通していますが、冷え方も排熱の扱いも異なります。スポットクーラーと窓用エアコンの比較で違いを整理しています。

買ったほうが結局は安いのではないですか

長く使うならそのとおりです。3年以上使う見込みがあるなら、購入のほうが総額は安くなります。

レンタルが有利になるのは、使う期間が限られている場合だけです。「何年使うか」を先に決めると、答えが出やすくなります。

まとめ:買う前に「何年使うか」を決める

窓用エアコンは、1年のうち3分の1しか使わない家電です。だからこそ、買うか借りるかで迷う余地があります。

判断の順番はこうです。

  1. この部屋にあと何年住むか。3年以上なら買う、1〜2年なら借りるを検討します
  2. オフシーズンに置く場所があるか。ないなら借りるほうが現実的です
  3. 取り外しと処分の手間をどう見るか。面倒に感じるならレンタルの価値が上がります

本体価格だけを比べると、買うほうが安く見えます。ただし実際には、置き場所と処分費用が後からついてきます。総額で比べると、短期利用ならレンタルが有利になる場面は少なくありません。

まずは「この夏だけなのか、これから何年も使うのか」を自分に聞いてみてください。そこが決まれば、選ぶべきものは自然に決まります。

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※記事内の情報は2026年8月時点の公式サイトの記載に基づいています。最新の条件は公式ページでご確認ください。

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